ナラ材の椅子

今の時代、椅子のクッション材はウレタンが主ですが、昔は、『コイルバネ構造』というものが主でした。
ベッドでいう、スプリングのようなものが、椅子でも使われていたのです。

それは、椅子としては最上級の座り心地。。。
ただ、製作に手がかかるため、現在日本では、ほとんど作られていないそうです。

・・・そんな、どうでもいい知識だけ持った私がまた出会ってしまったのが、この椅子→
座面はボロボロ、裏返してみると、やぶれた生地の間から、コイルバネが・・！！

これは！と、また椅子の張替えやにＧＯ！（笑）
４千円くらいで張り替えることができました。ピアノの椅子として使っています。（弾くときはちょっと高さが足りないのでクッションを使用）

以前の持ち主は、ボロボロの座面に、お手製のカバーをかけて（それもかなりの年代モノ）大事に使っていたようです。そのカバーも使い古され、とうとう捨てられ・・・
そしてウチに。（笑）

古いものが好き・・・なんでだろ・・デザインが好きなのが一番だけど、たとえば、、、

どこかの森で育った木が、誰かの手で椅子に作りかえられ、そしてどこかの家庭で長く愛用され、そして今我が家へ。
想像しても想像しきれないけど（笑）そんな歴史が好きなのかも。


あなたの家にも古い椅子が眠っていませんか？
新しいものに買い換えるより、是非、張り換えて、今では作られていない最上級の座り心地を体感してみて欲しいです。。。(o^-^o)